【タフネスさを両立】ボストークヨーロッパ初のスケルトンウオッチはガンガン使える! | Watch LIFE NEWS|ウオッチライフを楽しむ時計総合ニュースサイト

huaweiwearabless 05/11/2022 471

“極限で使える実⽤的な腕時計”をコンセプトに掲げ、⽇々進化する最先端技術を積極的に取り⼊れながら開発・製造に取り組んでいるリトアニア発のブランド、ボストークヨーロッパ。そのコンセプトどおり、同社のコレクションには屈強で高スペックのモデルが数多く展開されており、レーサーや潜水士といった過酷な状況で活動するプロフェッショナルたちからも厚い信頼を得ている。そんな同ブランドの最新作は、初となるスケルトンムーヴメント搭載の“エンジン”だ。

エンジン300m防水を備える本格ダイバーズ仕様でありながら、スケンルトンムーヴメントを搭載した最新作。そのタフネスさは既存モデルに劣らず、例えば風防素材には傷がつきにくいK1クリスタルガラスを採用。その厚みはなんと3.5mmもある。さらに風防への接触自体を減らすため、内側に傾斜をつけたベゼルを採用するこだわりようだ。■Ref.NH72-571A646。SS(45.7mm径)。300m防水。自動巻き(Cal.NH72)。10万7800円(換え用レザーベルト付属)

スケルトンムーヴメントは、メカニカルな造形美が楽しめる反面、パーツを抜くために、どうしても強度が劣ってしまう。そのため、ドレス系モデルなどで採用されることが多いが、エンジンはご覧のとおり、である。もちろん、この見た目で華奢なわけがない。ムーヴメントにルテニウムコーティングを施して耐久性を高め、さらに頑強なケースで包むことで既存モデルと同様のタフネスさと高スペックを実現しているのだ。まさしく、ガンガン使える実用スケルトンウオッチなのである。

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ディテールをチェック!

自発光のマイクロガスライトチューブを採用し、暗所での視認性を確保。ユニークなのはインデックス部分で、チューブを縦にセッティング。文字盤に奥行きがあるのはこのためだ

ルテニウムコーディングは耐久性を高めるなどロジウムコーティングと似たメリットがある。ただ色合いがグレーの光沢となるため、マッシブな雰囲気を強調できるというわけだ

イタリア製のハンドメイドレザーベルトが換えとして付属する(専用の工具が付属)。こちらに付け換えると、スポーティブな雰囲気がグッと高まるため、気分によって楽しみたい

【問い合わせ先】アンドロス TEL:03-6450-7068https://vostok-europe.jphttps://www.cosmo-watch.com

文◎堀内大輔/写真◎笠井 修