いまさら聞けないExcelの使い方講座
「SmartArt」でサクッと組織図を作成する！慣れない組織図の作成を頼まれた……！
仕事で、業務フロー図や組織図のような概念図の作成を頼まれて、困った経験のある人は案外多いのではないでしょうか。Excelの「SmartArt」という機能を使えば、このような概念図は簡単に作成できます。
今回の記事では、Excelの「SmartArt」を使って、次のような組織図（①）を作成する方法を解説します。
「SmartArt」を使って、次のような組織図（①）を作成「SmartArt」を使って組織図を作ろう
新しいシートを開いて、［挿入］タブ（①）→［図］（②）→［SmartArt］（③）をクリックします。
［挿入］タブ（①）→［図］（②）→［SmartArt］（③）をクリック［SmartArtグラフィックの選択］ダイアログボックスが表示されます。このダイアログボックスで、さまざまな種類の概念図を選択できます。ここでは、ダイアログボックスの左側の欄から［階層構造］（④）を選択し、中央の欄に表示されるグラフィック（図表）の中から［組織図］（⑤）を選択します。
ダイアログボックスの左側の欄から［階層構造］（④）を、中央の欄に表示されるグラフィック（図表）の中から［組織図］（⑤）をそれぞれ選択作成する図表を選択できたら、［OK］（⑥）をクリックしてダイアログボックスを閉じます。
シートに戻ると、組織図（⑦）が挿入されます。左側には、図形に表示する文字を入力するためのテキストウィンドウ（⑧）が表示されています。
組織図（⑦）が挿入されます。左側には、図形に表示する文字を入力するためのテキストウィンドウ（⑧）が表示されるこの挿入された組織図の中には、不要な図形があるので削除します。⑨の図形の枠線上をクリックして選択し、［Delete］キーを押します。
⑨の図形の枠線上をクリックして選択し、［Delete］キーを押すすると、先ほど選択した図形が削除されます（⑩）。
先ほど選択した図形が削除されます（⑩）図形に文字を入力していきましょう。テキストウィンドウの1番上にある、［テキスト］と表示された入力欄をクリックして「営業本部」（⑪）と入力します。入力と同時に図形にも表示されます（⑫）。
［テキスト］と表示された入力欄をクリックして「営業本部」（⑪）と入力します。入力と同時に図形にも表示されます（⑫）入力を終えたら［↓］キー（下向きの矢印キー）を押すと次の入力欄に移動できます。
同様にして、次の3つの図形に文字（東京支社、名古屋支社、大阪支社）を入力していきます（⑬）。
次の3つの図形に文字（東京支社、名古屋支社、大阪支社）を入力していきます（⑬）「大阪支社」まで入力できたら、［Enter］キーを押します。すると同じ階層に新たな図形が作成されますが、ここで［Tab］キーを押します。すると、「大阪支社」の下の階層に図形が作成されます（⑭）。
［Tab］キーを押します。すると、「大阪支社」の下の階層に図形が作成されます（⑭）テキストウィンドウの入力欄に「営業第一課」（⑮）と入力して［Enter］キーを押します。
テキストウィンドウの入力欄に「営業第一課」（⑮）と入力すると、同じ階層に新しい図形が追加されるので、テキストウィンドウの入力欄に「営業第二課」（⑯）と入力します。
テキストウィンドウの入力欄に「営業第二課」（⑯）と入力「大阪支社」配下の図形が上下に表示されている（⑰）ので、他と同じような配置になるように変更します。「大阪支社」の図形を選択（⑱）し、［SmartArtのデザイン］タブ（⑲）→［レイアウト］（⑳）→［標準］（㉑）をクリックします。
「大阪支社」の図形を選択（⑱）し、［SmartArtのデザイン］タブ（⑲）→［レイアウト］（⑳）→［標準］（㉑）をクリック「大阪支社」配下の図形の配置が変更されましたね（㉒）。冒頭で紹介したような組織図を作成できました。
「大阪支社」配下の図形の配置が変更されました（㉒）「SmartArt」を使って概念図を効率的に作成しよう
今回は、Excelの「SmartArt」を使って組織図を作成する方法を解説しました。通常の図形の機能で作成するよりも、効率的に、そして整った組織図に仕上がりましたね。ほかにも、「SmartArt」ではさまざまな概念図を作れるので、ぜひ試してみてくださいね。
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