香港に拠点を置く調査会社Counterpoint Reserachは8月20日(現地時間)、2020年上半期(1月〜6月)の世界のスマートウォッチ市場調査結果を報告した。売上高では米Appleが51.4%と過半になった。「Apple Watch Series 5」が好調だった。
2019年上半期(左)と2020年上半期のスマートウォッチ売上高シェア(資料:Counterpoint Research)2020年上半期の出荷台数ランキング(資料:Counterpoint Research)前年同期2位だった韓国Samsung Electronicsは4位に転落。2018年発売の「Galaxy Watch」の新モデル「Galaxy Watch 3」が発表されたのは8月のことだ。2位になった米Garminは主に欧米で人気で、前年より31%増加した。売上高で3位をキープした中国Huaweiは、出荷ベースでは57%増で2位だった。主に中国とアジアで「Watch GT2」が人気だった。
市場全体の出荷台数は横ばいだったが、売上高は20%増だった。コロナ禍でヘルスケア関連機能搭載の高額端末の需要が高まったためとみられる。