想像を超える地震・津波などで、死者1万8703人、行方不明者2674人、負傷者6220人(宮城県調べ)という、明治以降では関東大震災、明治三陸地震津波に次ぐ極めて深刻な被害をもたらした、東日本大震災。
あの痛ましい大災害の教訓から、「一人でも多くの人を救いたい」という想いで生まれた見守りアプリが、9月1日 防災の日を前に、あらためて注目を集めている。
その名も、「ココダヨ」。累計60万ダウンロードを記録し、直近3か月平均課金継続率はなんと98%。2021年7月末課金継続率は99%を達成しているという有料防災アプリ。ドコモのスゴ得コンテンツにも公式採用されている。
いま、地震・大雨・台風による災害を目の当たりにしたユーザたちが、「家族や大事な人を守りたい」という気持ちで、この「ココダヨ」をダウンロードし、ユーザー数をさらに増やしているという。
利用料金は2人コース180円/月(1人あたり90円)から8人コース580円/月(1人あたり約72円)まであるこの「ココダヨ」。ユーザー数を伸ばす「ココダヨ」の開発ベースとおもな機能は↓↓↓
「ココダヨ」は、緊急地震速報をトリガー(情報元)とし、家族や大事な人に最新の居場所を自動的に送信するアプリサービス。
災害発生時や災害が予想される(緊急地震速報や竜巻警報等)場合に、あらかじめ取得しておいたモバイル端末の位置情報(GPS)を使い、位置情報をいち早く送信してくれる。
開発・運営は、製造業むけデジタルソリューションをコア事業とするIT企業 ゼネテック(本社:東京都新宿区)。同社の特許技術をベースに開発された。
アプリ上では、災害時に自動で家族の居場所を通知し安否確認をサポートする機能のほか、所在をアプリ内の地図で確認できる機能や、避難所情報などを提供。
また、日常(平常時)から子どもや高齢者の見守りアプリとしても利用しているユーザも多い。
◆震度5弱以上の緊急地震速報をトリガーとし、災害発生直前の位置情報を、設定されたグループメンバーに自動で瞬時に通知。
2~8人のグループを作成でき、グループ内に閉じたチャット掲示板が利用できる。
災害発生時は、ワンタップでグループメンバーに安否を知らせることや、メッセージを送信できる。
避難所を現在位置に近い順序で一覧表示、地図アプリと連携し避難所へナビゲートする。
現在地のほか、予め設定しておいた地域に対して発表された気象情報を受信。
気象庁発表の緊急地震速報(予測報)に加え、全国67地域の大雨、洪水、土砂災害、大雪、暴風などの気象警報(注意報・警報・特別警報)のリアルタイム受信と表示が可能。
◆登録したメンバーの居場所を地図上で確認したり、位置情報の更新依頼もできる。
位置情報の共有と更新、居場所のリクエスト回数に制限なし。
初期設定では、プライバシーに配慮し、位置情報が通知されるのは災害時のみ。
◆登録したメンバー間でバッテリー残量状態を共有できる。
◆現在地のほか、ユーザーが登録した地点の天気予報(今日明日・時間帯毎)を受信。
登録した地点は、地震が発生した時に震度を表示する場所としても使われる。
―――相次ぐゲリラ豪雨や、30年以内に発生率70%といわれる直下型地震から、「家族を、大切な人を見守るアプリ」として定着した「ココダヨ」に、新たなユーザーリクエストに応える新サービスが始まった。それが↓↓↓
この「ココダヨ」を運営しているなかで、「妻に自分の位置をリアルタイムに把握されるのはちょっと……」「大学生の娘が『ココダヨで自分の居場所を知られたくない』と打ち明けた」といった声も出ていた。
そこでゼネテックは、「ココダヨ」の基本機能をそのままに、緊急地震速報に連動して、あらかじめ登録した相手(最大8件まで)に自分の最新の位置情報をメールで自動送信してくれる「ココダヨSOLO」をことし6月にリリース。
「ココダヨ」のグループ機能をあえて使わず、たとえば自分の自治体、職場・大学などの知人・友人関係、近所・隣人などの連絡先を登録することで、プライバシー重視派や単身世帯・ひとり暮らしの人にも頼れる防災アプリに仕立てたのが、「ココダヨSOLO」。
新たなユーザー層のニーズに応え、また家族同士であっても、「常にお互いに位置情報を知られたくない」という人が、この「ココダヨSOLO」を選択している。
この「ココダヨSOLO」は、5人プラン180円/月(5つまで送信先登録)、8人プラン300円/月(8つまで送信先登録)で、こちらも想定以上に速いスピードでユーザー数を伸ばしているという。
防災用位置情報自動共有サービス「ココダヨ」「ココダヨSOLO」を開発・運営するゼネテックの上野憲二代表取締役は、「人の命をひとりでも助けたい。命を守りたいという想いから、こうしたコンシューマーむけアプリを開発した」と語り、今後の展開についてこう教えてくれた。
「今後も『ココダヨ』の品質向上と機能拡充をすすめながら、災害時だけじゃなく、子どもや高齢者の日常を見守るアプリとして定着するよう、ユーザビリティやアクセシビリティを強化していく」
「災害時だけではなく日常の見守りアプリとして進化させ、ゼネテックの特許技術をはじめとするシステム設計開発力をさらに社会に役立てていきたい。スマートシティ化の一翼を担う技術開発を加速させていく」(ゼネテック 上野憲二代表取締役)
◆ココダヨhttps://www.cocodayo.jp/family◆ココダヨSOLOhttps://www.cocodayo.jp/solo◆ゼネテックhttps://www.genetec.co.jp/
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