米Googleは2月4日(現地時間)、スマートウォッチOS「Android Wear」のバージョン1.4.0へのOTA(Over The Air)アップデートを向こう数週間で“ローリングアウト”していくと発表した。
このアップデートで追加される主な新機能は以下の通り(2015年11月の記事で紹介済み)。
従来の手首のひねりによるスクロールに加え、新しいジェスチャーでカードの設定変更、ウォッチフェイスからのアプリメニューの表示・設定のプルダウン、他の画面からウォッチフェイスの表示などが可能になった。
ジェスチャーでの操作設定(歯車アイコン)に「Wrist Gestures」のアイコンが表示されるので、これをタップするとジェスチャーについて確認できる。また、ヘルプページにイラスト付きで説明がある。
一部のメッセージングアプリで、インスタントメッセージを音声で入力・送信できるようになる。例えば、マイクに向かって「OK Google、鈴木さんにWhatsAppメッセージ送信、5分遅れます」などと言うことでメッセージを送れる(アプリを指定しないとSMSとして送信される)。本稿執筆現在、対応するアプリは、WhatsApp、WeChat、Viber、Telegram、Nextplus、ハングアウト。
Huawei WatchやAsus ZenWatch 2のようにスピーカーを搭載する端末では、Bluetoothで接続しているスマートフォンに着信した電話にAndroid Wear端末で応答できる。電話アプリを使用して、Android Wear端末から電話をかけることもできる。「Glide」のようなビデオメッセージングアプリをインストールしていれば、動画チャットが可能だ。
GoogleストアとGoogleのこちらのページによると、本稿執筆現在、日本で購入できるAndroid Wearは以下の通り。また、「Moto 360 2nd Gen」はGoogleストアで「近日発売」になっている。