カシオ「EDIFICE」、6Kカーボン採用のF1「Scuderia AlphaTauri」モデル

huaweiwearabless 05/09/2022 638

カシオ計算機は8月24日、高機能メタルウオッチ「EDIFICE(エディフィス)」の新製品として、F1チーム「Scuderia AlphaTauri(スクーデリア・アルファタウリ)」とのコラボレーションモデルを発表した。9月17日に発売し、価格は74,800円。2021年4月発売の「EQB-1000AT-1AJR」「ECB-10AT-1AJR」に続くコラボモデルだ。

Scuderia AlphaTauriは「Scuderia Toro Rosso(スクーデリア・トロロッソ)」を前身とし、F1の2020年シーズンにScuderia AlphaTauriへと変更。カシオは2016年からオフィシャルパートナーとなっている。2021年のシーズンには日本人ドライバーの角田裕毅選手が加わり、デビュー戦のバーレーンGPで9位入賞を果たした。鈴鹿サーキットで開催されるはずだった2021 F1日本グランプリは残念ながら中止となってしまったが、今後もチームと角田選手の活躍に期待だ。

今回のコラボモデル「EQB-1200AT」は、文字板に6Kカーボンを採用。「6K」とはカーボン繊維の数を示し、6Kカーボンは6,000本のカーボン繊維が束ねられていることを意味する。カーボン繊維は実際のF1マシンでもウイングやフロア部分に用いられており、このテクノロジーとデザインをEQB-1200ATにも注いだ。

カシオ「EDIFICE」、6Kカーボン採用のF1「Scuderia AlphaTauri」モデル

カラーリングにもScuderia AlphaTauriのチームカラーを反映。ネイビーをベースとして、メカニックがレース後に着用するウェアから着想を得たという蛍光イエローをアクセントにしている(見切り、秒針、インダイヤルの小針、ストップウオッチボタンなど)。この文字板は視認性も高く、現場でのスムーズな作業と安全性を確保するとしている。

バンドは耐久性の高いコーデュラファブリック製。チームメンバーの夜間作業と安全性に配慮した再帰反射シートをプリントしている。交換用バンドとして、日常使いに適した本革バンドが付属。

ケースサイズは径50×厚さ9.6mm、風防はサファイアガラス、防水性能は10気圧となっている。電源はソーラー充電システムのタフソーラーだ。

また、Bluetoothでスマートフォンと連携するモバイルリンク機能を搭載。専用アプリを使って、約300都市のワールドタイム、自動時刻修正、スマートフォン探索、ストップウオッチデータの転送といった機能を簡単に使える。

実機写真:青木淳一