アップルが次期iPad Proの背中をガラス製にしてワイヤレス充電対応にするテストをしていることは、BloombergのMark Gurman記者など信頼できる情報源が伝えていたことです。
しかしガラス製にすると壊れやすくなる恐れがあるため、そのプランは最終的に破棄された可能性があり、代わりにアップル(リンゴ型)のロゴを大きくしてガラス製にすることでワイヤレス充電を可能にしたとの噂が報じられています。
今回の噂の発信源は、アップル関連情報サイト米9to5Macです。その情報筋によると、アップルロゴをガラス製にした試作品の1つは、事故を防ぐためにiPhone版よりも強力な磁石を備えたMagSafe充電システムを搭載し、iPhoneのMagSafeに比べて充電速度が速いとのことです。
アップル社内では将来モデルに備えて複数のプロトタイプを作ることが常であり、この試作機が実在するとしても、発売される保証はありません。とはいえ、次期iPad Proのデザインが刷新されることや、ワイヤレス充電に対応するとの予想は、複数のリーカー(注目の未発表製品にまつわる有力情報を発信する人)やアナリストらが一致しているところです。
現行のiPad Pro(2021)ではMagic Keyboardやスマートフォリオを着けると背面が隠れてしまいますが、装着した場合にどうやってワイヤレス充電するのかも気になるところです。もしかしたら、iPad向けにも「MagSafe対応」の仕様が用意され、それに準拠したアクセサリー類が登場するのかもしれません。
ほかiPad Pro(2022)に関しては、より大きなバッテリーが搭載される(一部MagicKeyboardユーザーからバッテリーの消耗が異常に激しいとの報告あり)、iPhoneのようにノッチ(画面上部の切り欠き)が付く、iPhone 13と同じカメラモジュールが搭載される、新たなプロセッサが載るなどの噂話があります。
次期MacBook Air(2022)には、M1チップの後継プロセッサ「M2」の採用が予想されています。次期iPad Proにも、同じプロセッサが搭載されることも十分にありえそうです。