『逆転オセロニア』八房(闘化)編/世界のザキヤマが独断と偏見で選ぶ推し駒`s 【FILE107】

huaweiwearabless 31/01/2023 552

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A駒初のブレイク持ち!

ドーモ、世界のザキヤマです。

2022年でビックリしたことのひとつは八房の闘化です。「ついに来たか……!」という感じでしたね、まさか「あの」八房が新たな姿を手に入れるなんて。

八房の図鑑NO.は369番。リリース1年目の2016年6月1日の超駒パレードからの登場でした。同時期に闘化したA駒であるポーリュプスやデュールのほうが古いとはいえ、相当年季を重ねていることはたしかです。

初見はルックスが衝撃でしたね。『オセロニア』は世界観的にファンタジー要素が強めですが、それまでは属性分類のイメージ通り、神・魔・竜らしいキャラクターがズラリと揃っていました。その中にあっていきなり犬ですよ、犬。刀を咥えて鎧で武装しているというフィクション要素はあるものの、それを除けばどう見ても単なる犬でしかありません。

▲闘化は「犬」の字をあしらった兜が追加されたフルアーマー形態。だれがなんと言おうと犬です。

▲進化前のオーラ出しつつちょっとドヤ顔気味なのもツボでした。

あのとき天照大神を全力で狙った挙げ句、最終的に驚くほどかすりもせず尻尾を巻いて逃げ出したことは5年半経ったいまでも忘れられません。当時は「出るまで回せば出る」とイキっていましたが、もしガチャしてる最中に戻れるならば「冷静になれ!」と自分の頭をひっぱたくこと確実です。

とにかく八房が溜まる溜まる。そうは言ってもかわいいので「また八房かよ!」と激昂しつつも、あのドヤ顔を見るとなんだかクスっとしてしまい……。

当時は駒バンクが存在せず、いまほど駒箱の余裕もなかったのでスキルMAX後は逆転コインに姿を変えてしまいましたが、そんなこんなで何かと思い出深いキャラなわけです。

そんな八房(闘化)、正直対戦ではまずお目にかからないのですが、「これってけっこうよいのでは?」という性能だったので、ここにて紹介させていただきましょう。

通常&特殊防御を無効化するブレイクは、闘化アポロンが初めて所持したスキル。性質的には神デッキのみで使える貫通ではありますが、とにかく持っているキャラが少ない。そして竜の貫通と異なり通常罠は無効化できないこともあり、相手デッキによっては死にスキルにもなりかねません。

『逆転オセロニア』八房(闘化)編/世界のザキヤマが独断と偏見で選ぶ推し駒`s 【FILE107】

そしてアポロンに関して言えば、どう考えても進化のチャージのほうがお手軽で強力。何よりブレイクというスキルの特性上、神単でしか使えないため、直近の環境からするとお手軽ホーリーの闘化トゥールラと合わせての編成ができません。

何より、これまで持っていたのがアポロンを含めてS駒に集中していたというのも、率先して使われていなかった要因のひとつでしょう。

ところが八房は言うまでもなくA駒。さすがに永続ではなく2ターン限定とはいえ、「コストが重いS駒しか持っていなかったスキルが軽いA駒に与えられた」ということも大きな事件な気がします。

さてそんな八房ですが、結論から言えば、1月末のカップ戦“エルガーゼーレ杯”では編成次第で十二分に役立つ可能性アリです。

というのも前哨戦に潜ってみたところ、強力な闘化キンマモンがコスト減ということもあってかなり見かけるんですよね(自分も入れてますが)。

キンマモンは4ターン継続の80%通常&特殊防御を持ちますが、八房のブレイクにかかれば少なくとも2ターンは効果を台なしにできます。

何より、八房自身が闘士印ということもあってコスト8なのでとにかく軽いです。なお進化やサマーバージョンは東方印なのでコスト13。闘化はブレイクと合わせキンマモンへのカウンター手段として、今回のカップ戦に向けて登場したとまで言えるかもしれません。

▲いまのところ前哨戦で使ってるデッキはこんな感じです。八房で進化トゥールラの継続ダメージを減じられないのも地味に大きい。

また、ブレイクは基本的には置き防御を無効化するイメージが強いものの、下記のようなシールド満載の場合も重なった防御駒をブチ抜いてダメージを与えることが可能です。

そして八房本人に攻撃能力はほぼありませんが、相手の防御がある際に味方のコンボスキルを発動した際にもブレイクが刺さるので、思いのほか用途は広いんですよね。

今回のカップ戦で神単を採用している人、とくに継続特殊ダメージを与えられるタイプのデッキだとかなり役立つ印象です。手持ちによってはぜひ八房のお試しを!

▲ブレイク発動時は、ガラスが割れたような涼やかなSEと演出が。これも地味にお気に入りです。

八房のモデルは江戸時代に記された『南総里見八犬伝』からでしょう。日本史の授業とかで耳にしたことがある人は多いと思われますが、原作でも本当に犬です。

ただ改めて調べたところ、『南総里見八犬伝』出自と見られるキャラって『オセロニア』にはほかにいないんですね……! たしかに八房は原作だとものすごいキーマン(キー犬)ではあるのですが、『オセロニア』では同一の神話や物語に連なるキャラが少なからずまとまっているので、1体のみ登場というのは意外だったなあと(漏れてたらすみません)。

そう言えば八房を語るにおいて外せない、伏姫(八房の嫁)がいたような気はしていたのですが、これは完全の他人のそら似でした。

▲清乃&白伊も異種族婚という点が共通しているので記憶違いを起こしてしました。ちなみに白伊は犬ではなく狐です。

なお、八房はサマーバージョンも含め(登場した時期もあって)、フレーバーテキストなしのキャラになります。『オセロニア』界でのバックグラウンドが未だ明らかになっていないので、このあたりも『南総里見八犬伝』の追加キャラと合わせ期待していきたいですね。

【“世界のザキヤマが独断と偏見で選ぶ推し駒`s ”のまとめはこちら】

文/世界のザキヤマ(@zakiyamaofworld)

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