おなじみのモノグラムが光るルイ・ヴィトン第3世代コネクテッド ウォッチは魅惑のエレガンス

huaweiwearabless 14/06/2022 673

高級メゾンの風格たっぷり、伝統のシルエットを踏襲する第3世代モデル

ハイブランドとして長い伝統を誇るルイ・ヴィトン。定番のバッグやウォレットはもとより、スマホ周りのアクセサリーなど遊び心あふれるライフスタイルアイテムもファンの心を捉えるが、意外にもコネクテッドウォッチの歴史は新しい。【画像】ルイ・ヴィトンの「タンブール ホライゾン ライト・アップ」を見る(7枚) 初代モデルである「タンブール ホライゾン」が登場したのは2017年のこと。翌々年2019年には第2世代モデルが登場、2022年1月14日に発売された「タンブール ホライゾン ライト・アップ」は同ブランドのコネクテッド ウォッチとしては第3世代に当たるものとなる。 ひと目見た瞬間に目と心を奪うのは、イルミネーションを思わせる鮮やかな色。 44mmケースの全面を覆うのはタッチスクリーン機能を備えたサファイアガラス。そのエッジ部分にはおなじみのモノグラムが24個デザインされており、ウォッチの起動時や通知受信時にはこのモノグラムがまるで万華鏡のようにとりどりの光を放ち、持つ人の手元を彩ってくれる。 ベースとなるデザインは、従来モデルと同じくアイコニックなアナログウォッチ“タンブール”のシルエットを踏襲するもの。 厚みのあるぽってりとしたケースも変わらないが、ダイアル全面を覆うサファイアガラスが縁に近づくに従って緩やかに湾曲していくため、これまでのモデルと比べるとスリムでコンパクトな印象を与えるだろう。 カラーはスティール、マットブラック、マットブラウンの3種類。ポリッシュ仕上げを施した質感も高級メゾンの風格たっぷりだ。

 おなじみのモノグラムが光るルイ・ヴィトン第3世代コネクテッド ウォッチは魅惑のエレガンス

マットブラック(52万2500円から、消費税込)にラバーストラップを合わせてスポーティに

●新たにデザインされた独自OSによる直感的な操作感。専用アプリも一新 一方、今回のモデルは従来モデルと大きく異なる特徴を持っている。それは、心臓部たるオペレーティングシステムに米Google社製“Wear OS”ではなく、ヴィトンが独自にカスタムデザインしたオリジナルのOSを搭載しているということ。 新OSはスワイプ操作による直感的なコントロールを実現するもので、例えば右にスワイプするとその日のアジェンダや天気情報、歩数、心拍数、空気質指数などを確認できる“My Day”機能が登場。 下方向にスワイプすれば各種通知、上方向にスワイプすれば各項目の設定をおこなうためのコントロールパネルが表示されるといった具合だ。 また、ヴィトンといえば“旅”。これまでのモデルでも旅行に特化した機能を備えてきたヴィトンのコネクテッドウォッチだが、本モデルでもこの機能はもちろん健在。 左にスワイプすると、旅の計画や搭乗券、さらに世界30都市のシティ・ガイドにアクセスできる“My Travel”機能が登場、旅先での快適な滞在をサポートしてくれる。 さらにもうひとつ大きなポイントとして、新たに提供される専用アプリ「ルイ・ヴィトン コネクト アプリ」の存在が挙げられるだろう。 このアプリは、2021年7月に発売されたワイヤレススピーカー「ルイ・ヴィトン ホライゾン ライト・アップ スピーカー」をはじめとする、同ブランドのコネクテッドアイテムをまとめて管理できるもの。「タンブール ホライゾン ライト・アップ」に対しては、例えばダイヤルデザインやシステムのカラーパターンの変更などができるほか、アプリに入れた旅のスケジュールをウォッチの“My Travel”機能からシームレスに確認することも可能だ。 特にiPhoneとの連携を前提としているユーザーなら、Apple社からの「お墨付き」であるMFi認証を受けているという点も安心できる。 ファッションピースの域を超えて、デジタルツールとして一歩を踏み出した感のある新モデル。ファッショニスタならずとも注目しておいて損はなさそうだ。●製品仕様・価格:43万4500円から(消費税込)・ケース径:44mm・ケース厚:13.2mm・ケース:ポリッシュ仕上げのステンレススティール[西山1]・スクリーン:1.2インチフルラウンドAMOLEDタッチスクリーン、解像度390x390(327ppi)・防水性能:30m防水・マイクロプロセッサー:Snapdragon Wear 4100・メモリ:1GB RAM、8GB フラッシュメモリ・平均的な継続使用時間:通常の使用状態で約1日(LED使用を含む)・センサー:心拍数モニター、マイク、加速度センサー、振動センサー、ジャイロスコープ、環境光センサー・対応OS:Android 9.0+、iOS 14+、Harmony OS 2.0+