2021/02/09 20:00
MMD研究所は2月9日、スマートフォンを所有する男女を対象に実施した「2021年スマートウォッチに関する利用実態調査」の結果を発表した。調査は、スマートフォンを所有する20~69歳の男女に対して、1月18~21日の期間に行われ、658人から有効回答を得ている。調査対象者に、スマートウォッチの所有の有無を尋ねたところ、所有率は38.0%に達し、男性で43.4%、女性で32.6%がスマートウォッチを所有していることが分かった。 スマートウォッチを持っている人(250人)に対して、所有しているスマートウォッチのメーカーを訪ねた質問では、「Apple」(46.0%)が最も多く、「SONY」(10.0%)がそれに続いている。また、購入状況として、「新品端末」が78.7%、「中古端末」が8.7%だった。 スマートウォッチの購入時期は、「2020年」(41.3%)が最多で、「2019年」(15.2%)が続いている。 スマートウォッチを持っている人に、スマートウォッチで利用している機能を尋ねたところ(複数回答)、「歩数計」(48.3%)、「LINE・メール・電話の通知」(43.5%)、「心拍測定」(30.0%)が上位を占めた。 スマートウォッチを購入した理由については(複数回答)、「健康管理をしたいから」(29.6%)が最も多く、「好きなブランド・メーカーだから」(24.3%)、「スマートフォンとの連携性がよいから」(23.5%)が続いている。 スマートウォッチを持っていない人(408人)に、スマートウォッチへの興味度を尋ねた質問では「とても興味がある」「興味がある」を合わせた回答が30.1%に達し、男女別で、男性が31.9%、女性が28.7%だった。 スマートウォッチを持っていないが、興味がある人(123人)に、興味がある理由を尋ねたところ(複数回答)、「健康管理をしたいから」(41.5%)が最多で、以下「スマートフォンとの連携性が良いから」(39.0%)、「スマートフォンを取り出さずにすむから」(30.1%)が続いている。