メディアエッジは、Ninja V用ワイヤレスタイムコード機器 Atomos AtomX SYNCモジュール『ATOMXSYNC1』を7月3日より発売した。価格は、25,000円(税別)。
AtomX Sync モジュールは、NINJA Vの背面に装着して、タイムコードの重畳と同期の機能を実装し、さらに搭載している無線アンテナのワイヤレス通信機能を使い、200mの範囲内にある最大100台迄の同モジュール搭載のNINJA Vに向けて、同期制御を実現する。この機能によりマルチカメラによるライブ撮影現場において、大規模なセンサーを搭載した高性能な民生用DSLRカメラや、ミラーレスカメラの運用、オーディオを別に収録する場合など、多数の収録デバイス間の同期を実現。
・HDMIカメラで業務用シンクロ機能が使用できる
AtomX SYNCモジュールを使用すると、業務でのマルチカメラ制作にHDMIカメラを取り入れ、編集時に瞬時に全映像の同期を合わせることができる。映像の位置合わせに時間を費やしたり、他のソフトを使用する必要がなく、映像とオーディオのソースを整えることができる。
・ハリウッドで認められた強固なネットワークテクノロジー主要な映画で取り入れられているRF通信技術を活用し、Ninja Vユーザーは複数のAtomX SYNCを搭載したユニットを接続して、約200mの範囲で単一周波数のネットワークを形成できる。親機(master)に設定したNinja Vのタップ操作で、タイムコードと開始/停止操作を正確なフレームで制御する。個々のファイルを完全に同期を合わせて収録するだけではなく、収録した長さも正確に一致する。親機のNinja Vは、Timecode Systemsデバイスをいくつでも同期することができ、他社のカメラや、サウンドミキサーも使用できる。
・Bluetooth ワイヤレス接続RF通信技術の活用に加え、ネットワーク上の各Ninja VをBluetooth Low Energy(BLE)接続で正確に同期する手段も確保されている。BLE接続範囲は見通しが良くても10-15mと短く、各AtomX SYNCモジュールごとに最大6台までのiOS機器を追加できるように設計。互換性のあるアプリケーションには、人気の高いMavis Pro video cameraのiOS版、iOS版プロオーディオレコーダApogee MetaRecorder、 MovieSlate8 Pro advanced timecode slate、content loggingなどが含まれる。また、フリーのiOSタイムコードスレートアプリケーションUltraSync Blue Slateも使用できる。
・親機(master)1台で複数の子機(slaves)親機(master)は、RF通信のネットワーク内にあるすべてのAtomX SYNCユニットと直接通信を行い制御する。機器が圏外になると、内蔵プロセッサを活用し可能な限り長い時間正確なクロックを保とうとし、再び機器がネットワーク範囲に入りますと途切れることなく親機と接続される。AtomX SYNCのこの性能は、マルチカメラを用いての大規模なイベントやスポーツ、開催地での報道に適している。
・Ninja Vへの継続的な電源供給バッテリー拡張としての機能も備わっている。Ninja Vを5分間駆動できる小型の内蔵バッテリーを搭載し、Ninja Vの電源を落とすことなくメインのバッテリーを交換できるようホットスワップにも対応。
・アナログオーディオのキャリブレーションとHDMI遅延レコーダーのマイク端子につないだ外部ソースから入力したオーディオとHDMI映像の結合が簡単になった。 AtomX SYNCでは、自動的にキャリブレーションを行うことができ、カメラのセットアップを明確にするために、HDMIにエンベデッドされたオーディオと外部端子につないだオーディオの誤差を補正。 この工程にかかる時間は2秒以内で、作業が終わると推測による不具合や音声同期の問題が解消される。
仕様重量:96gサイズ:45×89.3×42.5㎜バッテリー種類:リチウムイオン電圧:7.4V容量:2.81Whバッテリー駆動時間:5分(ProResHQ、4Kp60収録時)RFネットワークRF同期範囲:300m周波数: 865.050MHz ~ 923.200MHz単一ネットワーク上の最大タイムコードスレーブ数:2000チャネル数:14まで*地域によって変わります。Bluetoothネットワーク10-15m 各6台までAtomX SYNC
◉製品情報https://www.atomos-japan.com/accessories/option
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